群馬県教育委員会 性暴力防止へ リーフレット作成

全国的に学校内での教員による盗撮などが相次ぐなか、県教育委員会は性暴力の防止に向けたリーフレットを作成しました。 これは29日の県議会一般質問で、つる舞うの金沢充隆議員の質問に平田教育長が答えたものです。 県内ではことし7月、男性教員が女子生徒の着替えを盗撮した疑いで逮捕されました。答弁で平田教育長は文部科学省が7月、児童生徒への性暴力防止のため教師の服務規律を徹底するよう具体的な禁止事項を示したことを踏まえ、県教委がその内容をまとめたリーフレットを作成したことを明らかにしました。リーフレットでは、「個人のスマートフォンで児童生徒を撮影しないこと」や「児童生徒や保護者とメールやSNSで私的な連絡をしないこと」など12項目の禁止事項を示しています。 また、平田教育長は、県総合教育センターに7月、児童生徒の性被害に特化した相談窓口を新たに設置したことにも触れ、「断固たる覚悟を持って対応したい」と話しました。一方、金沢議員は、ガイドラインを作成した埼玉県の事例を紹介し、より厳しいルールを定めるよう求めました。

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