相次ぐ高齢者事故 仙台市の小学校では授業中に車がフェンス突き破る 栗原市では女性がはねられ死亡

フェンスを突き破って止まっている車。突っ込んだ先は小学校の敷地でした。運転していた高齢の男性は、「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と話しているということです。 記者リポート 「車はガードレールに衝突したあと、歩道と高さ20センチほどの段差を乗り越えてフェンスを突き破ったということです」 警察によりますと、9月29日午前11時ごろ、仙台市宮城野区の高砂小学校の敷地内に乗用車が突っ込みました。 突っ込んだのは、丁字路交差点の突き当たりで歩道があり、20センチほどの段差を乗り越え、フェンスを突き破りました。 車を運転していた高齢男性は「右折するために減速しようとブレーキを踏もうとしたが、誤ってアクセルを踏んでしまった」という内容の話をしているということです。 男性は軽いけがをしました。 高砂小学校によりますと、事故発生当時は3時間目の授業中で、けがをした児童はおらず、歩行者などで巻き込まれた人もいませんでした。 近くに住む人 「子供たちが歩いている時間帯じゃなくてよかった。児童でなくても人が歩いている場所ですから、危ないですよね、自分が歩いていたかもしれない」 警察が、事故当時の状況を詳しく調べています。 一方、栗原市若柳の県道では、9月29日午前11時ごろ、道路を歩いて渡っていた近くに住む・三浦さつきさん(89)が軽トラックにはねられました。 この事故で、三浦さんは頭などを強く打ち、栗原市内の病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。 現場は信号機のない交差点の近くで、警察は軽トラックを運転していた栗原市志波姫の農業・菅原佑容疑者(87)を現行犯逮捕し、当時の状況などについて詳しく調べています。

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