9月11日の未明、自分が経営する福岡市早良区の飲食店の出入り口に鍵をかけ、店内に1人残っていた28歳の女性客に腕や肩をつかむなどの暴行を加え、無理やり唇にキスをするわいせつな行為をしたとして、45歳の男が逮捕されました。 男は「顔をつかんだことは間違いないですが、キスをしたという認識はありません」などと話し、容疑を否認しています。 ■自分が経営する飲食店で28歳の女性客に無理やり唇にキスをするわいせつ行為か 不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは福岡市早良区に住む45歳の飲食店経営の男です。 飲食店経営の男は11日午前3時半ごろから午前3時45分ごろまでの間、自分が経営する早良区西新の飲食店で店内に1人残っていた28歳の女性客に対し肩をつかんで振り向かせるなどの暴行を加えて拒絶できない状態にして唇にキスをした疑いが持たれています。 ■「こういうことはよくあることだから」店の出入り口に鍵をかけて犯行か 数日後、被害を受けた28歳の女性客が警察に届け出て事件が発覚。 警察が女性客に話を聞く、防犯カメラの映像を調べるなどの捜査を進めた結果、45歳の飲食店経営の男が不同意わいせつ事件に関与した疑いが強まったということです。 警察によりますと飲食店経営の男は閉店後、店内に1人残っていた28歳の女性客の腕を掴み、女性客に突き放されると「こういうことはよくあることだから」などと言って、店の出入り口に鍵をかけて犯行に及んだとみられています。 ■「顔をつかんだことは間違いないですが、キスをしたという認識はありません」容疑を否認 取り調べに対し、45歳の飲食店経営の男は 「記憶があやふやな部分もありますが、相手に対して失礼なことは言ったかもしれません。しかし顔をつかんだことは間違いないですが、キスをしようとして拒否されたので私にはキスをしたという認識はありません」 などと話し、容疑を否認しています。