名古屋の16歳の少年を勧誘しタイに送った疑い ミャンマーの特殊詐欺事件で35歳の女を逮捕

ミャンマーを拠点にした特殊詐欺事件で2025年2月に保護された名古屋市の16歳の少年の勧誘にかかわったとしてリクルーターグループの中心的立場の女が逮捕されました。 職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、福岡県八女市の無職松本枝実子容疑者(35)です。 警察によりますと、松本容疑者は2024年11月から12月にかけて、海外の特殊詐欺グループに16歳の少年の顔写真などのデータを提供したうえで、少年をミャンマーの特殊詐欺拠点で「かけ子」として働かせる目的で、中部空港からタイへ出国させた疑いがもたれています。 警察は松本容疑者の認否を明らかにしていません。 松本容疑者は、特殊詐欺事件のリクルーターグループで中心的立場だったとみられています。 16歳の少年とは、秘匿性の高いSNS「テレグラム」のグループチャットでやり取りをしていたということで警察は、組織の実態解明を進める方針です。

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