8の字走行で公園を荒らした天童市の男を送検 現場は山辺町のサクラの名所 被害額は200万円

ことしの春、山辺町大寺の「大寺ふれあい公園」を上空からとらえた写真です。車で、いわゆる8の字走行をされたため園内の芝生が広い範囲で荒らされた様子が分かります。山辺町からの被害届を受け、捜査を進めていた警察は天童市の男を逮捕し1日、山形地方検察庁に身柄を送りました。 器物損壊の疑いで30日、逮捕されたのは天童市山口の会社員・五十嵐虎麻容疑者(22)で、1日午前、山形地検に送検されました。 五十嵐容疑者の逮捕容疑はことし4月13日午後1時ごろから4月23日午前10時半ごろまでの間に、「大寺ふれあい公園」内を乗用車で走り回り、芝生を荒らした疑いです。 山辺町によりますと公園は町が所有し、地域住民と共同で管理してます。事件発生後、町は砂を入れたり、園内を平らにならしたりする復旧工事を実施。被害額はおよそ200万円に上る見込みです。 山辺町産業課 牧野友裕課長「山辺町のサクラの名所のひとつな上地域ぐるみで大切にしている公園で被害を受けて憤りと不安を覚えていたところだった逮捕の一報を受けてまずは安心している。被害対策も含め公園の維持管理をしていく」 山辺町では今後、車止めの増設や防犯カメラの設置を検討しています。 また、復旧にかかった損害の賠償を求めることについて、現在、顧問弁護士に相談しているということです。調べに対し五十嵐容疑者は疑を認めていて、警察は、動機や犯行の詳しい状況について調べています。

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