工事現場に侵入し、銅線や水栓を盗んだとして、警視庁捜査3課は建造物侵入と窃盗の疑いで、東京都足立区六木、運送業の鹿野裕次郎被告(28)=別の建造物侵入と窃盗罪で起訴=と、埼玉県草加市瀬崎、とび職の長田聖也被告(29)=同=を再逮捕した。いずれも黙秘している。 再逮捕容疑は1月12日午後8時ごろ、東京都足立区の新築マンション工事現場に侵入、銅線ケーブル約100キログラムと水栓33個など計297点(時価計約200万円相当)を盗んだとしている。 捜査3課によると、2人は現場にあった防犯カメラの配線を切断しており、発覚を免れようとしたとみている。2人は中学の同級生で、うち1人は「3、4年前から足立区や江戸川区内の解体、新築現場で50件ほどやった」と供述しており、捜査3課は関連を調べている。