女性3人の殺害をライブ配信 首謀者とみられる容疑者逮捕

【AFP=時事】アルゼンチン政府は9月30日、3人の若い女性が拷問・殺害される 様子がSNSで配信された事件をめぐり、首謀者とみられる容疑者がペルー当局によって逮捕されたことを明らかにした。事件ではこれまでに9人が逮捕されている。 パトリシア・ブルリッチ治安相はX(旧ツイッター)に「殺人事件の逃亡者2人を捕らえるために素晴らしい働きと協力をしてくれたペルー国家警察に感謝する」と投稿した。 「ペケーニョJ」として知られるトニー・ヤンゼン・バルベルデ容疑者(20)は、首都リマの南72キロにあるプクサナで逮捕された。事件に関与しているとして、マティアス・オゾリオ容疑者もペルーで逮捕されている。 事件は先週、モレナ・ベルディさん(20)、ブレンダ・デルカスティージョさん(20)、そしてララ・グティエレスさん(15)の3人の遺体が、ブエノスアイレス南郊の家の庭に埋められているのが発見された。9月19日に行方不明となってから5日後の発見である。ベルディさんとデルカスティージョさんはいとこ同士である。 ブエノスアイレス市治安相によると、3人に対する拷問と殺害の様子はインスタグラムの非公開グループで「見せしめ」として配信され、45人が視聴していたという。 主犯とされるバルベルデ容疑者はペルー国籍。ブエノスアイレスのザバレタ地区で麻薬ギャングを取り仕切っているとされる。オゾリオ容疑者は23歳前後とされ、バルベルデ容疑者の右腕と見られていると地元メディアは報じている。【翻訳編集】 AFPBB News

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