通院日数を水増しし、損害保険会社から金を騙し取っていたとして逮捕された福岡市の整骨院グループの経営者ら２人が、別の保険会社からも金を騙し取っていたとして、１日、再逮捕されました。 詐欺の疑いで再逮捕されたのは福岡市の整骨院グループの代表取締役・松尾和則容疑者（４５）と従業員の田仲智美容疑者（３８）です。 警察によりますと松尾容疑者らは、グループ内で働く男女２人と共謀し、２０２１年、田仲容疑者が交通事故に遭った際、実際には受けていない施術の証明書や明細書を作成して保険会社２社から合わせて２４０万円をだまし取った疑いがもたれています。 警察は２人の認否を明らかにしていません。 共謀したとされる２人については任意で調べています。 松尾容疑者らは、おととし、通院日数を水増して損害保険会社から約４０万円をだまし取ったとして先月逮捕されていました。 警察は同様の不正請求が他にも数十件あるとみて更に調べを進めています。