アルファード盗んだ疑いで2人逮捕 解錠できる機器使用か 神奈川

千葉県内でトヨタの高級車「アルファード」を盗んだとして、神奈川県警や警視庁などの合同捜査本部は2日、ともに住居不定で無職の本間友希被告(47)=窃盗罪で起訴=と伊藤正之容疑者(50)を窃盗容疑で逮捕したと発表した。グループで高級車の窃盗を繰り返したとみて追及する。 逮捕容疑は共謀して6月10日未明、千葉県流山市の駐車場でアルファード1台を盗んだとしている。本間容疑者は「2人で盗んだ」と容疑を認め、伊藤容疑者は否認しているという。 神奈川県警捜査3課によると、2人は車の制御システムに侵入して解錠やエンジン始動ができる特殊機器「CANインベーダー」を使ったとみられる。 本間容疑者が使用していた車両を捜索したところ、盗難車のナンバープレートが多数見つかったという。本間容疑者は「2024年ごろから関東で自動車を20台くらい盗んだ」と供述しているといい、裏付け捜査を進める。【清水夏妃】

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