東大阪市女性殺害 事件4日前に口論…通報も 容疑者の元妻語る「DVひどく逃げ切るまで地獄だった」

大阪府東大阪市で、元交際相手の女性を殺害した疑いで男が逮捕された事件で、事件の4日前に女性が男と口論になり、警察に通報していたことが分かりました。 東大阪市の自営業・永久寛史容疑者(51)は1日、自宅がある東大阪市箱殿町の店舗兼住宅の3階の部屋で、元交際相手の佐藤ありささん(33)の腹などを刃物で複数回刺すなどして殺害した疑いがもたれています。永久容疑者は犯行後、警察署に出頭していて、駆け付けた警察官が、死亡している佐藤さんを発見しました。 佐藤さんは、永久容疑者から暴行を受けたなどとして、これまでに5回警察に相談や通報をしていましたが、その後の警察への取材で、別れた後の事件4日前の夜にも、佐藤さんが荷物を取りに行った際に口論となり、110番通報していたことが新たに分かりました。警察は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて調べています。 一方、2日、永久容疑者の元妻が読売テレビの取材に応じ、過去にDV被害にあっていたと訴えました。 容疑者の元妻(46) 「暴力とかDVがひどかったので、子どもたちも怖がっていた。突然キレるんですよ。子どもも投げ飛ばされたりとか。いきなりバーンって。 (別れた後も)ストーカー行為がすごかった。逃げ切るまで地獄だった。勝手に家に入ってきちゃうから…」 調べに対し永久容疑者は、「殺意をもって刃物で刺した」などと話し、容疑を認めていて、警察が犯行の動機を詳しく調べています。

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