ガザ支援船団のスイス人9人が帰国、イスラエルで「非人道的」扱いと主張

Olivia Le Poidevin [ジュネーブ 6日 ロイター] – パレスチナ自治区ガザに支援物資を届ける途中でイスラエル軍に拿捕された船団のスイス人の乗員19人のうち9人が、イスラエルによる強制送還で6日午後に帰国した。船団の主催団体は、一部乗員が拘留中に非人道的環境に置かれたと主張した。イスラエル外務省は否定した。 船団には、前ジュネーブ市長を含む19人のスイス人が乗船。1日にイスラエル軍に身柄を拘束され、同国の刑務所に連行された。 主催団体は「参加者らは、非人道的な拘束環境と、逮捕・投獄時に受けた屈辱的で卑劣な扱いを非難した」と声明で述べた。 イスラエルは5日に、活動家の法的権利は完全に守られており、物理的な力の行使はなく、拘留者は全て水、食料、トイレを利用できると述べた。 在テルアビブのスイス大使館員は5日、依然拘留されている10人に面会した。大使館は「彼らの環境を考慮すると全員比較的元気だ」とし、早期帰国の実現に全力を尽くすと述べた。

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