「国の違いをちゃんと理解してなかった」青木歌音が動画削除、「発信の仕方」で誤り…謝罪

人気YouTuberの青木歌音さんが2025年10月5日に公開した動画で、前日にアップした動画が法律違反に抵触する可能性があったとして謝罪した。 ■「知らなかったでは済まされない」 問題となっているのは、青木さんが4日に公開した「海外移住の件で急展開が起きたのでご報告します。」という動画。その中で青木さんは手術を受けたタイの病院を紹介し、この紹介を経由して日本人が手術を受けた際には、青木さんへの報酬が支払われることなどを明かした。 なお、青木さんの説明によると、タイは「外国人の患者さんを受け入れる医療ツーリズムが盛ん」なため、こうした紹介制度は合法とのこと。そのため、青木さんも病院側とエージェント契約を結んだという。 しかし、動画公開後、医療従事者の友人から連絡があり、「日本では医療法違反になるかもしれない」と指摘を受けたという。指摘を受け、自分で調べたり弁護士に聞いたりしたところ、日本では「患者さんを病院に紹介する行為を医療斡旋として禁止している」こと、紹介先が海外の病院でも違法になる可能性があることが分かったと明かした。 青木さんは、「つまり、タイでは合法であっても、日本から発信すると違法になってしまうということ」と解説。「私はその国の違いをちゃんと理解していなかったんです」と明かし、動画を公開したまま誰かを紹介してしまっていた場合、「日本の法律では無許可の医療斡旋にあたっていたかもしれない」と説明した。 さらに青木さんは、「しかも、それが悪質と見なされた場合は、医療法違反で逮捕されるケースもある」と話し、「今日これを知って、本当に冷や汗が出たというか、なにやっちゃったんだろう」と述べた。 なお、青木さんはすぐに動画を非公開にしたため、誰も紹介しておらず、報酬も受け取っていない。青木さんはタイの病院について「本当に誠実で信頼できる病院」としつつ、「悪かったのは日本の法律をきちんと調べずに軽く発信してしまった私です」と話した。 青木さんは「今回のことで思ったのが、海外で普通なことであっても、日本では駄目なことがあるって現実です」と明かし、「特に医療に関しては患者さんを守るためにルールがすごく厳しいらしいんですね。そして、知らなかったでは済まされない世界なんだなと感じました」と反省した。 今後は紹介や仲介などではなく、自身の体験を発信していく方向にするといい、病院とのエージェント契約も終わりにするとし、最後に次のように謝罪した。 「今回の件でご心配をおかけしてしまい、申し訳ございませんでした。これからも青木歌音は正しく、誠実に安心できる情報を発信していきます。そして、こういった経験も含めてちゃんと話していきたいと思います。嘘、偽りなく、皆様に伝えていきたいと思います」

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