9月上旬、福岡市中央区の公園でホストクラブに通っていた30歳の女性に腕をつねる暴行を加えてけがをさせたとして、20歳のホストの男が逮捕されました。 男は「女性が他の店に行っていることを知ってつねったことはある」などと話し、容疑を認めているということです。 傷害の疑いで逮捕されたのは福岡市博多区に住むホスト・小川凌容疑者（20）です。 小川容疑者は9月上旬ごろ、福岡市中央区西中洲の天神中央公園で大分県内に住む30歳の無職の女性に左腕を手でつねる暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。 9月7日に30歳の女性が友人に泣きながら「ホストから暴行を受けた」と電話をしたことをきっかけに事件が発覚。 警察が30歳の女性に話を聞く、女性が撮影していた傷跡の写真を調べるなどの捜査を進めた結果、小川容疑者が傷害事件に関与した疑いが強まったということです。 警察によりますと30歳の女性は、今年4月から小川容疑者が勤めるホストクラブに通っていて、警察の聞き取りに対し「小川容疑者から『お金を稼いで店に来て』と言われたが、行けなかったので暴力を振るわれた」などと話しているということです。 取り調べに対し、小川容疑者は「女性がほかの店に行っていることを知って、つねったことはある」などと話し、容疑を認めているということです。