正当な理由なくパン切り包丁1本を携帯していたとして、山口県警山口南署は7日、自称・福岡県糟屋郡新宮町の無職の男(71)を銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕しました。 警察によりますと男は7日午前11時ごろ、JR新山口駅の南北自由通路で、正当な理由がないのに約15.7センチのパン切り包丁1本を携帯した疑いが持たれています。 男と駅員の間で、別の駅のトイレ掃除に関するトラブルがあり、男が警察に「新山口駅に捕まえに来てください、これから事件です、人ともめている、このままだとぶっ飛ばすか刺す」と110番通報。現場に駆けつけた警察官が男に職務質問をしたところ、キャリーケースからパン切り包丁1本を発見したことから逮捕しました。調べに対し男は「パンを切るために持っていただけで、正当な理由なく持っていたわけではありません」と容疑を否認しています。 警察で犯行の動機などを調べています。