今年8月、北九州市門司区の飲食店で開催された会社の飲み会で部下の20代の女性に「触らせろ」と言っていきなり服の中に手を入れ、胸を触るなどのわいせつな行為をしたとして元上司だった56歳の男が逮捕されました。 男は、「酔っていてよく覚えていませんが、わいせつなことをしたのは間違いないと思います」と話しているということです。 不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、門司区東本町に住む無職（元会社員）・松本光生容疑者（56）です。 松本容疑者は8月8日午後7時半ごろから午後8時ごろまでの間、門司区の飲食店で開催された会社の飲み会で隣に座っていた部下の20代の女性に急に抱きつく暴行を加えて手にキスをする、「触らせろ」と言っていきなり服の中に手を入れ、胸を触るなどした疑いが持たれています。 被害を受けた20代の女性が「会社の飲み会でわいせつなことをされた」と警察に相談して事件が発覚。 被害を受けた女性や同席した同僚に話を聞くなどの捜査をした結果、松本容疑者が不同意わいせつ事件に関与した疑いが強まったということです。 取り調べに対し、松本容疑者は「酒に酔っていて自分が何をしたのかよく覚えていませんが、わいせつなことをしたのは間違いないと思います」などと話しているということです。