性風俗店への女性の紹介料をスカウトに支払ったとして、大阪府警は8日までに、風営法違反の疑いで、中国籍の風俗店店長関博容疑者(32)=大阪市西淀川区=を逮捕した。府警は、容疑者が急増するインバウンド(訪日客)向けに売春をあっせんし、利益を得ていたとみて調べている。府警によると、容疑者は認否を留保している。 また、職業安定法違反(有害業務目的紹介)容疑でスカウト側の無職下森勇樹容疑者(39)=大阪市浪速区=も逮捕した。紹介料として支払われる「スカウトバック」は6月施行の改正風営法で禁止され、今回の摘発は熊本に続き全国2例目。