売春目的で女性を派遣したとして逮捕された風俗店店長の男が、店に女性を紹介してもらう見返りに報酬を支払う「スカウトバック」を行ったとして再逮捕されました。 再逮捕された風俗店店長で中国籍の関博容疑者（32）は、今年8月から9月にかけて、女性を紹介してもらった見返りに「スカウトバック」として現金約160万円を支払った疑いが持たれています。 女性を店に紹介し、スカウトバックを受け取っていた下森勇樹容疑者（39）も職業安定法違反の疑いで逮捕されました。スカウトバックは6月に施行された改正風営法で禁止され、大阪府内での摘発は今回が初めてです。 関容疑者は「弁護士と接見するまで何も話せない」と認否を留保する一方、下森容疑者は容疑を認めていて、警察は他にもスカウトバックを支払っていたかなど詳しい経緯を捜査しています。