本島中部に住む30代の女性が8日、警察官を騙る人物などから現金約100万円を騙し取られました。 8日午後4時すぎ、本島中部に住む30代の自営業の女性の携帯電話に徳島県警の警察官や検察官を装った男から「あなた名義の口座のキャッシュカードを持っている人物を逮捕した」「あなたにも逮捕状が出ている」などとうその電話がありました。 その後、女性はLINEのビデオ通話で偽の逮捕状を見せられ、指定された口座に送金しなければ逮捕されるおそれがあると説明されたことから、複数回にわたり現金約100万円を振り込みました。 口座が個人名義だったことから女性が不審に思い、警察に相談して事件が発覚したもので、警察は警察官が電話で現金の振り込みを要求することは絶対に無く、このような電話は必ず詐欺を疑い、最寄りの警察署に相談するよう注意を呼びかけています。