次のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の試写会が9月8日におこなわれ、ヒロインの髙石あかりら出演者が会見に出席した。同作は明治の松江を舞台に、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)夫妻をモデルにした物語。 会見には髙石のほか、トミー・バストウ、岡部たかし、池脇千鶴らも出席。そしてひときわ注目を集めたのが、吉沢亮だ。 「映画『国宝』の大ヒットで、吉沢さんはいまやもっとも注目を集める俳優と言っていいでしょう。『国宝』は、邦画実写としては22年ぶりに興行収入100億円を突破。東宝は9月8日に、公開94日間で観客動員数946万人、興行収入133億円を突破したと発表。 日本の歴代興行収入ランキングでは、1位の『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』の173億円のすぐ下につけています。先日、第98回米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品に選出され、北米での公開が決定したばかり。まさに、いまノリノリでしょうね。 そんな吉沢さんが『ばけばけ』で演じるのは、松江随一の秀才で、ヒロイン夫婦に深く関わって大きな影響を与える錦織友一。ヒロイン夫婦に次ぐ主要な役です。ややコミカルな役柄になるようで、ドラマが始まると毎朝話題になるのでは」(芸能記者) Xでは、 《ばけばけ、正直見ようと思ってなかったのに 吉沢亮さん出るってだけで、見たいってなってる 楽しみです》 《「え??今月であんぱん終わっちゃうの、、下半期どうやって過ごせばいいの?!あーー!次の朝ドラ吉沢亮出るんだった??!」ってずっと1人で騒いでたwww》 《秋の朝ドラ「ばけばけ」すごく楽しみ。江戸と近代の狭間というか、揺れ動く時代が好きなので。で、喜久雄……じゃなくて、吉沢亮も出演するし》 と、期待度が急上昇中の吉沢だが、昨年末の “泥酔事件” を思えば、驚きの復活だ。 「2024年12月、泥酔した吉沢さんが自宅マンションの隣の部屋に間違って侵入、隣人女性が110番通報するという騒動がありました。不起訴処分となりましたが、出演CMが契約解除になり、主演映画『ババンババンバンバンパイア』の公開が延期されるなど、大きな影響が出ました。 窮地に立たされた吉沢さんですが、『国宝』の大ヒットでノーダメージどころか、いまや、“国宝級” の俳優になったわけですから、ジェットコースターのような展開です」(同) 出演予定だった俳優・清水尋也が、9月3日、麻薬取締法違反容疑で逮捕。撮影済みのシーンも多く、代役探しや再撮影など放送前に大トラブルに見舞われてた『ばけばけ』。だが、“国宝級” 俳優の活躍が、ピンチ脱出のカギとなりそうだ。