マレーシア拠点に“警察官かたる詐欺”関与疑い…逮捕の4人は「掛け子」役 カスタマーセンター名乗る人物から被害女性に「偽造免許で携帯電話が不正契約。警察に伝える」と電話

マレーシアを拠点に警察官をかたる詐欺に関与した疑いで男4人が逮捕された事件で、4人は最初に電話で接触を図る「掛け子」役だったことが分かりました。 10月8日、詐欺の疑いで逮捕された葛籠匡矢容疑者(25)、脇勇気容疑者(30)、仲谷秀造容疑者(25)、桧皮甲斐容疑者(25)の4人は、群馬県に住む80代の女性に宮城県警の「ミヤザキ」をかたって「身の潔白を証明するためには口座資金を調査する必要がある」などとウソを伝え、現金50万円をだまし取った疑いがもたれています。 その後の調べで、女性は通信事業者のカスタマーセンターを名乗る電話に「偽造免許証で携帯電話が不正に契約されている。宮城県警に伝えます」などと伝えられていて、4人は最初に電話をかける「掛け子」役だったことがわかりました。 警察は、同様の被害が国内で数十件はあり、被害総額は5000万円にのぼるとみて調べています。

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