韓国から日本に金を密輸しようとした疑いで、韓国人格闘家・キム・ジェフン容疑者ら男5人が逮捕されていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。 関税法違反などの疑いで逮捕されたのは、韓国籍の格闘家・キム・ジェフン容疑者(35)ら金密輸グループの男5人です。 捜査関係者によりますと、キム容疑者らは、共犯者の日本人7人に指示して、韓国からメダル状にした純金7個(約3.5kg)、当時の時価で約4700万円相当を関西空港に持ち込ませ、密輸しようとした疑いがもたれています。 7人は、メダルを首からひもでぶら下げて、服の中に忍ばせるなどしていたということですが、大阪税関の職員が見つけ、事件が発覚しました。 キム容疑者は格闘技イベント「ブレイキングダウン」の出場経験もあり、警察は密輸グループの実態解明を進めています。