リング上でプロレスラーをボコして逮捕 〝ランペイジ〟・ジャクソンの息子が「無罪」主張

元UFCライトヘビー級王者で日本のPRIDEでも活躍したMMAファイター、クイントン・〝ランペイジ〟・ジャクソン(47)の息子がプロレスラー暴行の重罪容疑で逮捕された件で、「無罪」を主張した。複数の米メディアが伝えた。 ランペイジの息子で総合格闘家のラジャ・ジャクソン(25)は、8月23日にカリフォルニア州で開催されたノックス・プロレス・アカデミー主催のイベントで、試合中のリングに乱入。シコ・スチュ(本名スチュワート・スミス)というプロレスラーをタックルで叩きつけてからマウントを取り、ボコボコと殴りまくった。スチュは病院送りとなり、集中治療室に入るほどの重傷を負った。 このイベントが配信で生中継されていたことから大きな波紋を呼び、ロサンゼルス市警は襲撃を「事件」と捉えて9月18日にラジャを逮捕。ランペイジの息子は勾留されたが、5万ドル(約760万円)の保釈金を払って保釈されていた。傷害を伴う暴行の重罪1件と、暴行の軽罪1件で起訴されている。 ラジャは9日、スチュへの暴行事件に関連する刑事訴追を受けるため、ロサンゼルスのサンフェルナンド裁判所に出廷した。「USAトゥデー」の取材に対し、ラジャの弁護団のマイケル・フリードマン氏は「無罪を主張した」が、それ以外のコメントを控えたという。 「TMZスポーツ」によると、ラジャが重罪で有罪判決を受けた場合、最大7年の禁固刑に直面する。軽罪で有罪となった場合はさらに最大6か月の刑期が加算される見込みだ。ラジャの姿はこの日、裁判所出廷時に確認されたが、同メディアからの問いかけには沈黙を守ったという。 次回は11月24日に予備審問が予定されている。

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