千葉県東金市にある千葉県警察学校で10月10日、入校式が行われ新米警察官たちが新たな一歩を踏み出しました。 東金市士農田の県警察学校では10日、大卒区分の329期生と高卒区分の330期生あわせて42人が入校式に臨みました。 入校生たちは1人ひとり名前を呼ばれると気合のこもった声で返事をし、代表して平野希巡査が、「何者をも恐れず良心のみに従い警察職務の遂行にあたることを誓います」と決意を述べました。 これに対し、県警の青山彩子本部長は「力強く熱意のある警察官を目指し、千葉県の治安維持の新たな担い手として大きく成長することを期待する」と訓示しました。 入校生たちは、10日から寮生活を送りながら、刑法や逮捕術といった警察官としての基礎を身に着けます。 入校生はー 「一度私は教員の道に進んだが、生徒からよく痴漢被害や不審者に付きまとわれたという相談を受けていて、私も実際に県民の皆さんを守れるような仕事に就きたいと思い、警察官を改めて志した」 「これから厳しい訓練もあると思うが、それを乗り越えて、現場に出たときに一人前の警察官になれるよう頑張りたい」