盗撮や酒気帯び運転の疑いで逮捕 栃木県教委、教員3人を懲戒処分

栃木県教育委員会は15日、県内の教員3人を懲戒処分にしたと発表した。 勤務校の女子更衣室などにカメラをしかけて盗撮した疑いで8月に逮捕された県立高校の男性教諭(38)は、懲戒免職となった。「仕事のストレスがあった。ご迷惑をおかけして申し訳ない。強く後悔している」などと話したという。 6月の事案で銃刀法違反容疑で送検された県立高校の女性教諭(59)は停職6カ月。9月に酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕された公立中学校の女性教諭(60)は停職4カ月の懲戒処分となった。2人はいずれも依願退職した。 中村千浩教育長は「複数の事案が立て続けに発生したことは忸怩(じくじ)たる思い。深くおわび申し上げる。再発防止に向けた取り組みの充実と信頼の回復に努める」とコメントした。 このほか県内の教員では、少女にみだらな行為をした疑いがあるとして、県立学校の男性教員が神奈川県青少年保護育成条例違反の容疑で9月に逮捕された。10月にも10代の女性にわいせつな行為をしたとして、公立学校の男性教員が不同意わいせつの疑いで逮捕されている。

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