大阪府警生安部の警視を懲戒免職 少女2人へのわいせつ罪で在宅起訴

「パパ活」を通じて知り合った少女らにわいせつな行為をしたとして在宅起訴された、大阪府警生活安全部の生活安全特別捜査隊に所属する辻本浩嗣警視(53)について、府警は16日、懲戒免職処分にしたと発表した。 府警によると、辻本警視は6月下旬の午後、府内のカラオケ店の個室で13歳未満の少女の体を触るなどしたとして8月に不同意わいせつ容疑で逮捕された。 2人はSNSを通じて知り合い、辻本警視は、少女がデートなどの見返りに金銭を受け取る「パパ活」の相手だったという。 辻本警視は、当時カラオケ店にいた少女の知人の16歳未満の少女に対してもわいせつな行為をした疑いがあり、府警は9月10日、13歳未満の少女に同じカラオケ店内で7月にもわいせつな行為をした容疑と合わせ、辻本警視を追送検していた。 辻本警視はいずれも容疑を認めているといい、大阪地検は計3件の不同意わいせつ罪で9月24日に在宅起訴した。 辻本警視は生活安全特別捜査隊の「特別捜査官」で、隊長と副隊長に次ぐ幹部だった。(光墨祥吾)

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