成年後見人を務めていた男性の財産を横領したとして逮捕・起訴された府中町の元司法書士の男が、別の男性からも200万円あまりを横領していたとして再逮捕されました。 警察によりますと、府中町青崎南の配送業 刎本(ますもと)真一容疑者(56)は、司法書士として2022年11月から成年後見人を務めていた県内に住む70代の男性の財産から約207万円を横領した疑いがもたれています。 刎本容疑者は「間違いありません」と容疑を認めています。 刎本容疑者は2023年、「被後見人の財産を着服して横領した」と警察に自首。 関係資料を調べた結果、県内に住む男性(53)の財産から約368万円を横領した疑いがあるとして先月逮捕、今月20日に起訴され、さらに捜査を進めたところ今回の事件が発覚しました。 刎本容疑者は、2023年に広島司法書士会を退会しています。 警察は、刎本容疑者が、成年後見人を務めた別の人の財産も横領した可能性があるとみて、余罪を調べています。