AI投資うたう架空事業で6人逮捕 被害全国で数千万円か

AIを活用した暗号資産への投資をうたう架空の事業で、男女8人から金をだまし取ったとして、県警は6人を逮捕しました。被害は全国で数百人規模、総額は数千万円にのぼるとみられています。 こちらは「Genio」という事業のサイトです。AIを利用して暗号資産に投資すると称した架空の事業とみられ、「勝つ取り引きだけをする」「2%から7%の利益が出る」などとして、会員から金をだまし取っていた疑いが持たれています。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、会員の勧誘をしていたとされる富山市堀の会社役員、小沢淳容疑者(45)やGenioを事業展開していた会社の上山哲平容疑者(41)、そしてセミナーを開いて会員を集めていたとみられる神奈川県の太田善宏容疑者などあわせて6人です。 6人は共謀して、おととし12月から去年7月までの間に県内外の男女8人から、Genioを通じて現金およそ1600万円あまりをだまし取った疑いが持たれています。 警察は、全国で数百人規模、数千万円の被害があるとみて、余罪も含めて調べています。 また、匿名・流動型の犯罪グループ=トクリュウとみて、暴力団などへの金の流れについても調べています。

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