被害者の約半数は40代以下の人たちです。 警察官を装う「ニセ警察詐欺」への注意を呼び掛ける活動が10月21日、千葉大学で行われました。 「ニセ警察詐欺」は、警察官を名乗る人物が「あなたの口座が不正に使われている」などと不安をあおり、SNSで警察手帳や逮捕状の画像を送信して現金をだまし取る手口で、高齢者のほか学生や就労世代にも被害が拡大しています。 こうしたことから千葉県警は21日、生命保険協会などの関係機関と連携して、千葉大学の学生らに対し「警察はSNSで連絡しません」、「警察手帳などの画像を送りません」などと記載された啓発グッズを手渡しました。 県警によりますと、2025年1月から7月末までのニセ警察詐欺の被害者のうち、約半数が40代以下ということで、県警の担当者は「手口がわかれば被害防止につながる」と活動の意義を語っています。