茨城県警筑西署は27日、栃木県小山市で車1台を盗んだとして、窃盗の疑いで26日に緊急逮捕した自称21歳の容疑者が、実際は中学2年の少年(14)=小山市=だったと明らかにした。少年が全くの別人を装い、氏名や年齢を偽っていたのが原因。署は、少年が小山市から茨城県筑西市まで自ら車を運転していたとみている。 署は26日、筑西市を走行中の不審車両が盗難車だったと判明し、運転していた自称21歳の男を窃盗容疑で逮捕したと発表していた。 逮捕容疑は25日午後0時半ごろ、小山市の中古車販売店で軽乗用車1台(時価9万5千円相当)を盗んだ疑い。店が被害届を出していた。 署は「捜査を尽くした結果で特段問題はない」としている。