沼津で50代夫婦をひき逃げか 44歳容疑者逮捕「人だとは思わなかった」 夫は意識不明の重体

夫婦2人を車ではねてそのまま逃げたとして、沼津署は30日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで沼津市新沢田町、無職の女(44)を逮捕した。同署によると、容疑者は「当たった感覚はあるけれど、人だとは思わなかった」などと容疑を否認しているという。 逮捕容疑は29日午後10時半ごろ、同市新沢田町の市道で乗用車を運転中、市内の50代夫婦と衝突してけがを負わせ、そのまま逃げた疑い。2人は病院に搬送され、夫は頭を強く打つなどして意識不明の重体。妻は腕など複数箇所を骨折しているという。 現場はJR沼津駅から北西に約1・8キロの住宅街にある片側1車線の直線道路。関係者によると、夫はあおむけで血を流し、妻はうつぶせの状態で車道の端に倒れていた。近隣住民から「音がして外をみたら道路に人が倒れていた」と110番があった。同署は当時の状況などを調べている。

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