イラン、女性労働活動家の死刑を減軽

【AFP=時事】イラン司法当局が、非合法のクルド系組織に加わったとして死刑判決を受けていた女性労働運動家シャリフェ・モハンマディ氏(46)の刑を減軽し、代わりに拘禁30年を科した。モハンマディ氏の弁護人が明らかにした。 弁護士は29日、X(旧ツイッター)に「司法府長官の決定により、シャリフェ・モハンマディ氏の死刑判決は第一級の拘禁刑(30年)に減刑された」と記した。 モハンマディ氏は、イラクに拠点を置く亡命中のクルド系分離主義組織「コマラ党」のメンバーであるとされており、当局は同党をテロ組織と見なしている。 2024年7月に逮捕された後、モハンマディ氏は他の活動家2人とともに死刑判決を言い渡されたが、同年10月に最高裁は死刑判決を破棄して再審を命じていた。 イラン政府は、2022年9月にマフサ・アミニさんの拘束死をきっかけとした数か月にわたって行われた全国的な抗議活動を、イラク国内のクルド組織が扇動したと非難している。【翻訳編集】 AFPBB News

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