沢口靖子“奈美”、素顔を晒すも名乗らない男に拉致される<絶対零度~情報犯罪緊急捜査~>

沢口靖子主演のドラマ「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第5話が11月3日に放送された。主人公は、明るく元気なベテラン刑事・二宮奈美(沢口靖子)。第5話は、奈美が素顔を晒すも名乗らない男に拉致された。(以下、ネタバレを含みます) ■情報犯罪に立ち向かう刑事ドラマ 同作は、人気シリーズ「絶対零度」のシーズン5。記憶力に優れ人間観察や何気ない会話から情報を拾うのが得意な主人公・二宮奈美(沢口)が、捜査機関・情報犯罪特命対策室(通称:DICT<ディクト>)で、情報犯罪という顔の見えない敵に悩みながら向き合っていく。脚本は鈴木洋介氏、市東さやか氏、阿部凌大氏が担当。 ディクトの立ち上げを主導した内閣官房副長官・佐生新次郎を安田顕が、ディクトのメンバーで警部補の山内徹を横山裕が演じる。 ■杏子と奈美の最初の出会い 現在、日本初の女性総理大臣として圧倒的な存在感を放つ桐谷杏子(板谷由夏)。彼女は、11年前、都議会議員として街頭で遊説中、突然ナイフを手にした男に襲われそうになる。混乱の中、警備にあたっていた奈美が男を取り押さえ、杏子を救った。 感謝を述べる杏子に対し、奈美は厳しい言葉を投げかける。それが杏子、そして奈美の人生に影響を与えることとなる。これが二人の最初の出会いだった。 時は現在。DICTでは、都内の一部で発生した早朝の一斉停電について会議が開かれていた。山内が発電所へのサイバー攻撃を報告するが、発信元は不明。その最中、室長・早見浩(松角洋平)が奈美の不在に気づく。 ■奈美が犯人に拉致される 直後、DICTメンバーの清水紗枝(黒島結菜)がパソコン画面に映る異変を指摘。同じ頃、杏子のもとに佐生新次郎(安田顕)が駆け込み、SNS上に奈美の拉致を告げる犯行声明が投稿されたことを伝える。 声明には「DICTの一員が自らの安全を守れない」という嘲笑と「日没までに救出できなければ命の保証はない」との挑発的な文言。拘束された奈美の写真も瞬く間に拡散された。 だが写真からの手がかりは乏しい。防犯カメラにはジョギング中の奈美の姿が映っていたが、一斉停電の影響でその後の映像は途絶えていた。DICTはサイバー攻撃と拉致事件の関連を疑い、山内は、同じくDICTメンバーの南方睦郎(一ノ瀬颯)とともに捜索に向かう。 拉致された奈美は犯人(和田聰宏)と対峙。素顔を晒すも名乗らないその男は、奈美にアメを差し出し「ずっと見ていた」と告げる。 ■奈美をずっと見ていた犯人の正体 奈美が犯人に古谷ではないかと聞くと、犯人は認める。古谷は8年前に女性を拉致しており、その際奈美が逮捕していた。 犯人は妹が奈美に殺されたと言う。しかし、奈美は古谷に妹がいないことを知っており、犯人の正体が古谷ではなく駒場であることに気が付く。 駒場が妹の病状が良くなるたびに薬の中身をすり替えて、病気が治らないようにしていたことを奈美は知っていた。妹に頼られて感謝されることが気持ち良かったのだと奈美が指摘すると、駒場は怒って奈美を殺害しようとするが、間一髪で山内が奈美を助ける。 駒場は無事逮捕されたが、駒場に奈美を拉致するように指示を出したのは犯罪組織・トクリュウの人物であることが判明。ディクトのメンバーがトクリュウのアジトに向かうが、そこは既にもぬけの殻だった。SNSでは「奈美の命が無事で良かった」「奈美が死ななくてホッとした」「奈美の命が心配だったから安心」と奈美が無事だったことに安堵する声が多数上がっていた。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部

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