女性のスカートの下から下着を盗撮しようとした疑いで現職の警察官が逮捕されました。 性的姿態等撮影未遂の疑いで逮捕されたのは、双葉警察署の巡査長・佐久間孝一容疑者(43)です。 警察によりますと、佐久間容疑者は11月7日午前7時半ごろ、JR郡山駅近くの歩道で10代とみられる女性のスカートの下から小型カメラを差し入れて下着などを盗撮しようとした疑いです。 近くにいた別の女性から「歩道で盗撮してるような男がいた」などと通報を受けた警察が駆けつけて職務質問したところ、佐久間容疑者はその場で容疑を認めたということです。 警察によりますと、佐久間容疑者は、この日休日で、当時、履いていたスニーカーに小型カメラを仕掛け、女性の後ろから近づき、女性のスカートの下に片足を入れたとみられています。 警察がカメラのデータを確認したところ、下着は写っていなかったといい、佐久間容疑者は、調べに対し「被害者に謝罪したい」と述べているということです。 県警の辺見孝行首席監察官は「現職の警察官が逮捕されたことは誠に遺憾であります。被害者はもとより県民の皆様に深くお詫び申し上げます。余罪について捜査を徹底し、事実関係を明確にして、監察として厳正に対処する方針。」とコメントしています。 県警の現職警察官の逮捕は、去年6月に40代の巡査長が不同意わいせつの疑いで逮捕されて以来、今年度初めてです。