千葉県松戸市の路上で住居不詳、礒貝要平さん（46）が右脇腹を刺されるなどして殺害された事件で、防犯カメラに男ともみ合い、路上に倒れ込む様子が写っていたことが9日、県警への取材で分かった。松戸署は8日、別の暴行容疑で中年の男を現行犯逮捕しており、特徴が似ていることから殺人事件との関連を慎重に捜査している。 捜査本部によると、暴行事件は殺人事件の後に松戸市内で発生。逮捕された男の体格や髪形が防犯カメラに写っていた男とおおむね一致しているという。殺人現場に残っていた刃物は血液のようなものが付着し、折れていた。