自殺した元兵庫県議に対する名誉毀損の疑いで逮捕された政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者が10月、ドバイに渡航していたことが分かった。警察は、逃亡の恐れなどがあると判断し、逮捕に踏み切った。 NHK党の党首、立花孝志容疑者(58)は、1月に自殺した兵庫県議会議員だった竹内英明さん(当時50)に、街頭演説などで名誉を毀損した疑いが持たれている。立花容疑者は、演説での発言は認めているという。 捜査関係者などによると、立花容疑者は10月末、ドバイに渡航。 ドバイと日本は犯罪人引渡条約を締結しておらず、警察は立花容疑者が今後逃亡の恐れなどがあるとみて、9日、逮捕に踏み切ったという。 警察は、立花容疑者の認否を明らかにしていない。