2023年、札幌・すすきののホテルで男性が殺害され、田村瑠奈被告ら親子3人が逮捕・起訴された事件で、死体遺棄と損壊を手助けした罪に問われた母親の控訴審が始まりました。 田村浩子被告(62)は、娘の瑠奈被告(31)が遺体の一部を自宅に遺棄し、損壊することを手助けした罪に問われています。 一審の札幌地裁は5月、死体遺棄と損壊を手助けした罪で懲役1年2か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡し、無罪を主張していた弁護側が控訴していました。 11日の控訴審で弁護側は、一審判決には事実誤認があるなどとして、改めて無罪を主張し、検察側は控訴の棄却を求めました。 判決は2026年2月19日の予定です。