2026年5月6日、福島県の磐越道で高校生ら21人が死傷したバスの事故を受け、県は、5月12日に静岡県内全ての小中高校に対し、安全管理の徹底を求める通知を出しました。 遠征中の事故を防ぐため、部活動の練習試合で県外に行くことを原則禁止としている自治体もあります。 ■■知事「本当に起きてはいけない事故」 <鈴木康友静岡県知事> 「本当に起きてはいけない事故だと思うし、二度とこういうことがないように我々も徹底していきたい」 鈴木知事が「起きてはいけない」と言及したのは、高校生1人の命が奪われた福島県でのバス事故についてです。 5月6日、福島県の磐越道で新潟市内の高校のソフトテニス部員が乗ったマイクロバスがガードレールに衝突し、高校生ら21人が死傷しました。 バスを運転していた60代の男が過失運転致死傷の疑いで逮捕・送検されています。 ■■県内全ての小中高校へ安全指導の徹底を通知 この痛ましい事故を受け、県は5月12日、県内全ての小中高校に対し、通知を出しました。 ▼法令に基づいたマイクロバスの運用や、▼部活動の遠征などの際の管理職による行程の確認、▼生徒のシートベルトの着用など安全指導を徹底するよう求めています。 <鈴木康友知事> 「我々も安全対策・安全管理を徹底するように指導するが、一個一個現場が対応することも必要」 ■■富士市では2018年から県外遠征を原則禁止に こうした中、富士市では既にルールが定められています。 <富士市教育委員会学校教育課 野村直樹 課長> 「これが富士市中学校部活ガイドラインになります。この中で、ここにですね、練習試合等についてということで、基本的に県外への遠征は行わないというように規定をしておりまして」 富士市は2018年度から、市内の公立中学校の部活動の練習試合について、行き先を近隣の市町にとどめ、県外への遠征は原則禁止にしています。 <富士市教育委員会 野村課長> 「私たちは公教育の中の部活動という位置づけを考えた時に、時間的な負担もそうですけど、金額的なものもあると思いますし、総合的に考えた時に一定のルールを設けた方が良いんじゃないかということでこのようにしております」