自民党がNHK党斉藤議員との参院統一会派を解消 立花党首逮捕で副党首会見…自民・石井幹事長「いかがなものか」

政治団体「NHK党」の立花孝志党首が逮捕されたことを受け、自民党は「NHK党」の斉藤健一郎議員と結成していた参議院での統一会派を解消した。 自民党の石井準一参院幹事長は11日の会見で、「NHK党の立花党首の逮捕を受け、昨日の午前中に斉藤議員から連絡があった。今後の自分の政治活動の身の振り方について相談したいということだった。『きょう1日あなたの活動をうちのほうで見定めたい』と伝えたところ、立花党首逮捕に関して副党首として記者会見してしまった。会派を組む時には一無所属議員ということが前提だったのでいかがなものかなという話を(きょう)午前中にしたところ、10時くらいに私のところに見え『自民党にもこれ以上迷惑をかけるわけにはいかない。責任と政治の停滞を避けるために会派の解消を申し入れたい』ということだったので了承した」と経緯を説明した。 記者から「NHK党の立花党首の兵庫県知事選の問題が指摘される中で会派を組んだこと、そして1カ月経たずに解消する事態になったことをどう考えるか、国民の理解を得られるか?」と問われると、「少数与党の中で1議席の重みを感じながら国会運営をしている。ただ数合わせで統一会派を組んだのではなく、斉藤議員との考え方、NHK党とのかかわり方、そうしたものを判断して統一会派を組んだ。昨日の記者会見でNHK党とのかかわりがはっきりしてきたことで、それに対しての指摘に対し、向こうのほうから会派解消の申し入れがあったということ。1カ月足らずであったが非常に残念」と答えた。 10日の衆議院予算委員会で立花党首逮捕の受け止めを聞かれた高市早苗総理は、「自民党は参議院において無所属の斉藤健一郎議員と統一会派を組んでおります。政治団体NHK党と組んでいるということではなく、会派名は“自由民主党・無所属の会”でございます」などと答えていた。 (『ABEMA NEWS』より)

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