実体ない会社への出資名目で不動産など詐取、高齢女性が約1億円被害 容疑で男女4人逮捕

実体のないリサイクル会社への出資名目で高齢女性から現金約1250万円や約8350万円相当の不動産をだまし取ったなどとして、京都府警は11日、詐欺などの疑いで、住居不定、無職の宮永清志容疑者(38)ら4人を逮捕したと発表した。府警は4人の認否を明らかにしていない。 府警によると、4人は投資詐欺グループのメンバーで、宮永容疑者がリーダーとみられる。高配当をうたい、実体のない法人に出資させる手口で詐欺を繰り返していたとみて、全容解明を急ぐ。 4人の逮捕容疑は共謀し、令和5年12月~昨年2月までの間、実体のないリサイクル会社の運営資金への出資名目で、岡山市の自営業の女性(76)から4回にわたって現金計1250万円を詐取。さらに昨年1~2月には、女性が所有する不動産7件(計約8350万円相当)を売却して出資金にあてる名目でだまし取ったなどとしている。 府警によると、昨年春ごろ、別の事件で押収した証拠品の捜査から女性の被害が発覚した。

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