京都の民家2棟にインドネシア国籍19人が生活 不法残留幇助疑いで同国籍の男を逮捕

在留期限の過ぎたインドネシア国籍の男7人を京都市内の民家に住ませたとして、京都府警は12日、出入国管理法違反(不法残留幇助(ほうじょ))の疑いで、住居不詳、自営業のムハマッド・ヌズライ容疑者(48)=インドネシア国籍=を逮捕した。「オーバーステイのインドネシア人が住んでいたのは知っていたが、出て行ってほしかった」などと容疑を認めている。 また府警は同日、出入国管理法違反(不法残留)の疑いで、21~45歳の男7人を逮捕。7人は「お金を稼ぎたかった」などと容疑を認めている。 府警によると、7人は技能実習や短期滞在の在留資格で入国。うち1人は平成27年6月に在留期限が過ぎていた。府警は今年6月、「大勢の外国人が一軒家に出入りしている」などとする情報提供を受けて捜査を開始。京都市南区の民家2棟で、7人を含む計19人が共同生活していたという。ムハマッド容疑者は不法残留者への仕事の斡旋(あっせん)なども行っていたとみられ、府警が捜査を進める。 ムハマッド容疑者の逮捕容疑は、在留期限の過ぎた7人を京都市南区の民家に居住させるなどし、不法残留を幇助(ほうじょ)したとしている。

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