「頼んだ義足が届かない…」義足を納品したと装い現金480万円をだまし取った疑いで製造会社を経営していた男を逮捕

義足を製作して納品したと装い、現金およそ480万円をだまし取ったとして、鹿児島市の49歳の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは鹿児島市の清掃員、北一成容疑者(49)です。 鹿児島中央警察署によりますと、北容疑者は医療用装具などの製造会社を経営していた2022年に、客に義足を製作して納品したように装い、義肢等補装具費支給制度を利用して、鹿児島労働局に購入費用の支給を申請して、現金およそ480万円をだまし取った疑いが持たれています。 客から鹿児島労働局に「依頼した義足が届かない」などと相談があり発覚したもので、鹿児島労働局が去年3月、鹿児島中央警察署に告発状を提出したということです。 警察の調べに対し、北容疑者は「義足を製作して納品したと思うので、義肢等補装具購入費用はだまし取っていない」と容疑を否認しているということです。 警察は北容疑者の単独での犯行とみていて、詳しい経緯などを調べています。

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