黒木メイサ、『リブート』鈴木亮平の妻役で16年ぶりの日曜劇場出演 原田美枝子&矢崎滉も

鈴木亮平が主演を務める2026年1月期TBS日曜劇場『リブート』に、原田美枝子、黒木メイサ、矢崎滉が出演することが発表された。 本作は、愛する人の死を巡って嘘と真実が入り乱れ、日曜劇場史上類を見ないスピードで展開していく“エクストリームファミリーサスペンス”。日曜劇場『グランメゾン東京』(2019年/TBS系)、日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2021年/TBS系)、日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(2023年/TBS系)などの黒岩勉による完全オリジナル脚本で、構想に3年をかけた一作となる。 1人目の主人公・早瀬陸は、妻、息子、母親と4人でハヤセ洋菓子店を営む穏やかでお人好しなパティシエ。しかし2年半前に妻の夏海が失踪。その妻の「遺体が見つかった」と早瀬の前に刑事が現れたところから物語が動き始める。悲しみにふける間もなく、早瀬は身に覚えのない証拠で妻殺しの犯人として仕立て上げられ逮捕されることに。 その早瀬の店に現れるもう1人の主人公・警視庁捜査一課の刑事・儀堂歩は、裏社会組織とも繋がっている悪徳刑事。犯人逮捕のためには、違法な捜査も厭わない。でっちあげの証拠も固められ有罪がほぼ確定している中で、早瀬は大きな決意をする。それは妻を殺害した犯人を自らの手で見つけ出し、自身の潔白を証明すること。そのために愛する家族と過去を捨て、儀堂の顔に変わる=“リブート(再起動)”を決意する。 早瀬陸と儀堂歩、2人の主人公を演じるのは、 2021年7月期『TOKYO MER~走る緊急救命室~』、2023年10月期『下剋上球児』(TBS系)に続いて、約2年ぶりに日曜劇場で主演を務める鈴木。そして、早瀬のもとに突如現れる、夏海の元同僚の公認会計士・幸後一香を戸田恵梨香が演じる。 原田が演じるのは、陸を優しく見守る母・良子。原田のTBS連続ドラマレギュラー出演は2015年10月期の火曜ドラマ『結婚式の前日に』以来約10年ぶり、日曜劇場出演は2010年4月期の『新参者』以来約1年ぶりとなる。 黒木が演じるのは、儀堂の妻・麻友。黒木のTBS系連続ドラマレギュラー出演は、2016年10月から放送された『拝啓、民泊様。』以来約9年ぶり、日曜劇場出演は原田と同じく2010年4月期の『新参者』以来約16年ぶりとなる。 矢崎は父を信じ真っ直ぐその姿を追いかける陸の息子・拓海を演じる。 陸が殺人の罪を着せられて、いなくなったことで残された良子と拓海にも非難の目が向けられる。しかし、陸が無実だということを信じて待ち続ける家族。かたや自らの外見をリブートしてまで真実を追い続ける陸の原動力も家族であり、“家族の絆”が強く描かれる。一方、麻友は儀堂と別居中だが、変わらず夫を愛している女性。そんな麻友はリブートした陸と接触することになる。外見は同じ儀堂でも中身は別人。麻友が驚きの行動をとったことで、運命の歯車が動き出す。 コメント ●原田美枝子(早瀬良子役) 話が複雑なので、台本を読んで理解するのに少し時間がかかりました。亮平さんは、役作りや1カットごとの画の作り方にもすごくこだわって楽しんでいる感じがしました。 主人公が、なんとかしていつか家に帰ろうと必死に努力しますが、「本当にあの家に帰りたい」と思えるような温かい雰囲気を大事にしました。孫役の矢崎滉くんが本当にかわいいので、孫とおばあちゃんが協力して店を守る姿を見ていただければと思います。 ●黒木メイサ(儀堂麻友役) スケールの大きさと繊細なストーリー、登場人物のそれぞれの視点から見る愛の形。 別居中でありながら夫・儀堂を想う妻という難しい役所でしたが、主役を務められた鈴木亮平さんをはじめ素晴らしいキャストの方々と共演させて頂き光栄でした。たくさんの方に見ていただけますように。 ●矢崎滉(早瀬拓海役) 台本をいただいてから、読み進めていくごとに、ドキドキハラハラしたり、切なくて胸がギュッとなったり、家族ってなんだろう?と考えたりして、何度も読み返しました。 撮影中は、鈴木亮平さんには、アイスを買ってもらったり、楽しくお喋りしたり、役を演じる上でのアドバイスをもらったり、たくさんのスタッフの皆さん、キャストの皆さんの熱意を感じながら過ごして、僕にとって、もう1つの大きな家族みたいでした。たくさんの方に見ていただきたいです! ●東仲恵吾(プロデュース) 家族のために、顔を変えて、すべてを犠牲にする主人公。 そこにあるのはただ一つ“家族への愛”です。 そんな主人公、そして顔を変える刑事の家族が発表されました。 原田さんは、過酷な状況でも優しさと強さを兼ね備えた役で、その緩急を圧倒的に表現してくださる方として、お願いしました。 黒木さんは、別居中の夫への無償の愛とある過去を持つ役です。その深みを演じていただけると思い、お願いしました。 そして、息子役の矢崎さん。主人公にとって亡き妻から託された人であり、どんなことがあっても守り抜きたい存在。また息子としては、父が殺人の容疑をかけられて逃亡している中でも健気に前を向いて過ごす。 ものすごく難しい役です。今回はオーディションを行いましたが、矢崎さんの目力と自然体な芝居に惹かれてオファーしました。 残された家族の生き様も見どころです。

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