元警察官の高齢者支援団体理事を逮捕 「人たらしは得意です」詐欺の疑い

認知症の高齢者を支援する団体の理事で元警察官の男が、詐欺の疑いで逮捕されました。男は逮捕前、「人たらしは得意です」などと、話していました。 詐欺の疑いで逮捕された、京都府警の元警察官・竹内雅人容疑者(61)は、退職後、認知症の高齢者や家族の生活を支援する一般社団法人「つなぎ」の理事を務めていました。 警察によりますと、竹内容疑者はことし3月、保険外交員の女(55)と共謀して、利用者の90代の女性に対し、「通帳のお金をまとめた方が便利」などと嘘を言い、通帳などを騙し取った疑いがもたれています。 ことし6月、女性が親族に「通帳や実印を渡した」などと話したことから、親族が警察に相談し、犯行が発覚したということです。 竹内容疑者は逮捕前、NNNの取材に対し、「人をたらすのは得意」などと語っていました。 竹内雅人容疑者「ぼくら元々現職(警察官)の時もそうですけど、人と仲良くなってなんぼの世界。人たらしは得意なんで。おばあちゃんを味方に引き入れて…」 調べに対し、竹内容疑者らは容疑を否認していますが、女性の口座からは複数回の出金が確認されていて、警察が詳しく調べています。

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