１６日未明、久留米市の国道交差点で、横断歩道を渡っていた歩行者の通行を乗用車で妨害したうえ、無免許で運転したとして、１５歳の女子高校生が現行犯逮捕されました。 警察によりますと、１６日午前３時前、久留米市の六ツ門交差点で普通乗用車が右折して進入した際、一時停止せず、横断歩道を渡っていた歩行者の通行を妨げたのを停車していたパトカーが発見しました。 パトカーは、乗用車を追跡、停止するよう求めたところ、すぐ先の交差点で信号待ちをしていたタクシーに追突、停止しました。 この事故で、タクシーの後部と乗用車の前方が損傷しました。 タクシーには運転手含め、４人乗車、また乗用車には運転していた１５歳の女子高校生と、交際相手の２０代男性が乗っていましたが、いずれもけがはありません。 乗用車を運転していた１５歳の女子高校生は、無免許であることがわかり、横断歩行者等通行妨害等と無免許運転の疑いで、現行犯逮捕されました。 警察の調べに対して、女子高校生はいずれの容疑も認めていて、交差点で右折の際に「とまることができなかった」と、また「いつも彼氏に運転してもらっていて、たまには私が運転しようと思いました」などと話しているということです。 警察では、２０代男性に車両提供罪などの可能性もあるとみて、当時の状況を詳しく調べています。