偽造ギフトカードで現金だまし取る 容疑で新たにベトナム人留学生を逮捕、犯行を指南か

東京都内などで偽造されたギフトカードが出回り、ベトナム人留学生らが摘発された事件で、警視庁は新たに詐欺と偽造有価証券行使の疑いで、ベトナム国籍で中野区東中野、留学生、ヴー・ゴック・レー容疑者(21)を逮捕した。容疑を否認している。 逮捕容疑は9月5日、都内でベトナム人留学生のヴォー・クオック・ダイ・ズオン被告(20)=詐欺罪などで起訴=に偽造ギフトカード100枚を渡し、現金42万5千円をだまし取ったとしている。葛西署によると、ヴォー被告の供述や携帯電話の解析でヴー容疑者が浮上。2人は専門学校の同級生で、ヴー容疑者が犯行の指南役だったとみられる。 都内では、クレジット大手JCBの偽造ギフトカードでゲーム機を購入したり、換金しようとしたりする事件の摘発が相次いでいた。これまでの捜査で、ヴォー被告が偽造ギフトカードを売りさばくため、SNSで協力者を募り、別のベトナム人の男(35)=詐欺罪などで起訴=を犯行に勧誘していたことなども明らかになったといい、葛西署は全容解明を進めている。

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