徳島県の高校PTA連合会や同安全互助会の口座から、多額の現金を横領したとして、元会長の男(51)が再逮捕されました。 徳島県警が11月19日、業務上横領の疑いで再逮捕したのは、徳島県高等学校PTA連合会や同連合会PTA安全互助会の会長を務めていた、兵庫県洲本市の会社員・山本裕史容疑者(51)です。 県警によると、山本容疑者は2023年3月から6月までの間に、PTA連合会や同安全互助会の預金口座から自らの口座に現金を振り込み、少なくとも約928万円を横領した疑いがもたれています。 取り調べに対し、山本容疑者は容疑を認め、「費消はすべて私の入用ばかりで、2つの会の正規支出ではありません」と述べているということです。 山本容疑者は横領した現金を、高級クラブでの飲食や中古の高級外車の購入、借金の返済などに充てたとみられています。 山本容疑者は今年10月に約818万円を横領した疑いですでに逮捕されていて、その際「横領した総額は5000万円以上になると思う」とも供述しています。