帯広と釧路の不良グループら公園で30人規模の大乱闘 廃虚でのトラブルが引き金に、自称解体工の男ら3人逮捕

釧路市の公園で帯広と釧路の不良グループ同士が争う30人規模の乱闘騒ぎが発生し、自称解体工の男ら3人が逮捕されました。乱闘のきっかけは廃虚で起きたトラブルでした。 傷害の疑いで釧路地検に身柄を送られたのは、帯広市の(自称)解体工、濱津悠大容疑者(20)ら男3人。 高橋海斗記者) 「釧路市内にある海沿いの公園です。街灯はありますが、日が暮れるとあたりは真っ暗です。この駐車場で帯広と釧路のグループが、乱闘騒ぎを起こしていました」。 事件の現場となったのは釧路駅から車で10分ほどの距離にある千代ノ浦マリンパーク。 通報) 「30人くらいの男がけんかしている」。 濱津容疑者らは8月17日午後10時半ごろ、釧路市に住む17歳の男子高校生の頭を蹴るなどして、脳震盪など、全治17日のけがをさせた疑いがもたれています。 現場では当時、帯広と釧路の不良グループが集まり、合わせて30人ほどが乱闘をしていました。現場にいた釧路のグループの関係者が警察に通報。警察が到着した時には乱闘は終わっていたということです。 この事件を巡っては、帯広市の岩渕洋平被告(40)が、金属バットで同じ釧路市の男子高校生の脇腹周辺を殴打するなどしてけがをさせたとしてすでに起訴されています。乱闘のきっかけはあるトラブルでした。 高橋海斗記者) 「乱闘事件のおよそ20時間前、雄別炭鉱の跡地に肝試しに来ていた帯広のグループと、釧路のグループが、トラブルになっていたということです」。 8月17日午前2時ごろ、釧路市の雄別炭鉱跡地で偶然出会ったとみられる帯広と釧路のグループ。それぞれ10人ほどがいたとみられ、何らかの原因で傷害事件に発展します。 警察によりますと、釧路市の17歳の少年2人が、帯広市の17歳の少年の顔などを殴り頬の骨を折る重傷を負わせた疑いがもたれています。 未明に起きたこの事件を受けて、帯広と釧路のグループはその日の夜に再び集合。それぞれ仲間を呼び、30人規模の乱闘騒ぎに発展したとみられています。 警察は容疑者らの認否を明らかにしていません。

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