不明の手錠見つかる、壊された状態で川に かけられた少年が一時逃走

福岡県警八女署は21日、原付きバイクで信号無視をした疑いで現行犯逮捕した少年(16)が手錠をつけたまま一時逃走した際、行方がわからなくなっていた手錠が見つかったと明らかにした。 福岡県八女市内の川で発見され、壊された状態だったという。14日、捜索していた警察官が見つけた。 発表によると、署は2日未明、八女市内で原付きバイクに乗り信号無視をしたとして、道路交通法違反の疑いで少年を現行犯逮捕した。 現場周辺では当時、暴走行為をほのめかす趣旨のSNS投稿をきっかけに約100人のギャラリーが集まっていたとみられ、うち十数人が署員を取り囲んだ。 少年はその隙に、手錠を両手にかけられた状態で逃走したという。 署は約17時間半後に市内で少年を発見し、再び逮捕した。だが発見時に手錠はしておらず、行方がわからなくなっていた。 署は21日、少年の逃走を助けたなどとして、県内の17~19歳の男3人を犯人隠避や犯人蔵匿の疑いで新たに逮捕したと発表した。(田中久稔)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする