官製談合などの疑いで逮捕された土佐清水市長の程岡庸容疑者が辞職願を提出【高知】

高知県土佐清水市が行った入札に絡む官製談合事件で逮捕された土佐清水市長の程岡庸容疑者が11月28日付けで辞職願を提出することが分かりました 土佐清水市長の程岡庸容疑者は、市がおこなったコミュニティ施設の電気設備工事の指名競争入札で事前に入札の最低制限価格を漏らし、四万十市の会社に落札させたとして、官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕、送検されています。 土佐清水市は11月25日、程岡容疑者から「一身上の都合により、市長を12月1日に辞職したい」との辞職願が11月28日付けで市議会議長に提出されると明らかにしました。 程岡容疑者は12月1日に開かれる市議会の承認を経て正式に辞職となり、当面は、早川聡副市長が職務を代行します。 ■土佐清水市 早川聡副市長 「本当に市民に迷惑をかけている状況でありますので、1日も早い信頼回復、それとこの混乱を鎮めるではないですけど、安定できるようにつとめていくしかないかなと思っている」 土佐清水市では、市議会議員や事業者から市のほかの入札に関しても、価格情報の漏えいを指摘する声が相次いでいます。 これらの対応について早川副市長は「今はまだ捜査中なので、その中身については、答弁を控えさせていただきたい。引き続き捜査に全面的に協力していきたい」としています。 土佐清水市選挙管理委員会によりますと、12月1日の議会で程岡容疑者の市長辞職が承認された場合、次の市長を決める選挙は1月に実施するとしています。

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