香港、中国、11月27日 (AP) ― 香港で数十年ぶりの最悪の火災は夜通し燃え続け、少なくとも44人が死亡、279人が行方不明となった。救助隊は朝になっても燃え盛る高層アパートから住民を引き続き救出している。 警察は、新界地区郊外の大埔地区の住宅団地で、11月26日午後に発生した火災に関連し、過失致死の疑いで3人の男を逮捕した。 現地時間27日朝になっても、火災は鎮火しておらず、救助活動は続いている。 王福苑団地の8棟のうち7棟に火が燃え広がり、窓から炎と煙が噴き出す中、数百人の住民が避難した。 消防によると、27日朝までに4棟の火災は「収束に向かっている」という。 当局によれば、火災は32階建ての棟の外壁足場から発生し、強風の影響もあって建物内部へ、さらに近隣棟へ拡大したという。 この団地は8棟からなり、約2000戸の住宅に高齢者を含む約4800人が居住していた。 1980年代に建設された団地は、最近大規模改修工事中だった。 (日本語翻訳・編集 アフロ)